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フランチャイズ本部が加盟者に提供するFCパッケージの考え方。6つの基本型とは

事業をフランチャイズ化する際には、フランチャイズパッケージを構築する必要があります。

フランチャイズパッケージとは、フランチャイズ本部から加盟者に対して提供するサービスを総称したものです。
加盟者の成功のために、本部がサポートすべき内容をパッケージに落とし込んでいきます。

本記事では、フランチャイズパッケージの考え方について解説します。

フランチャイズ本部が加盟者に提供するFCパッケージの6つの基本型

フランチャイズパッケージの内容には決まりはありません。本部のビジネスモデルや基本方針によって千差万別となります。
「加盟者が成功するために本部がサポートすべきことは何か?」という視点から、サービス内容を決めていくとよいでしょう。

フランチャイズパッケージの一般的な内容としては次の内容があげられます。

①商標使用の許諾

本部が事業に使用している商標を用いて加盟者が経営することを許諾します。

商標とは、本部が展開する店舗や取り扱う商品、サービスを他社のものと区別するために使用する名前やマークのことをいいます。
加盟者から見れば、知名度のある本部の商標を利用することで、消費者から一定の信頼感を得られるメリットがあります。

商標使用許諾については、ほとんどのフランチャイズ本部がパッケージに含めています。
最近では名前を統一しない「ステルスフランチャイズ」というフランチャイズモデルも出現しています。

なお、ステルスフランチャイズについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

ステルスフランチャイズとは?メリットからフランチャイズ展開時の留意点までを解説

しかし、名前を統一しない場合、「加盟店を成功させること」の難易度が高まるため、基本的にはフランチャイズパッケージに商標使用許諾を含めることを推奨します。

なお、フランチャイズ展開において商標登録が必要な理由が登録方法について詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

事業のフランチャイズ化に商標登録は不可欠!FC展開における商標権の意義と登録方法

②マニュアルの貸与

フランチャイズシステムでは、フランチャイズ本部が長年かけて構築してきたノウハウを加盟者に提供することが前提となります。

しかし、ノウハウには形がありません。
そのため、加盟者の収益が思ったように上がらなかった場合、「フランチャイズ本部からノウハウが提供されていない!」等と主張され、トラブルになることがよくあります。

これを防止するためにも、フランチャイズ本部がこれまで構築してきたノウハウを「マニュアル」という形にまとめ、加盟者に提供します。

加盟者に貸し出すマニュアルは、最低限以下の3つのポイントは押さえておく必要があります。

  • フランチャイズ本部の経営理念や経営方針、展開する事業のコンセプト等
  • 展開する事業のオペレーション手順やポイント
  • 展開する事業をマネジメントする手順やポイント

なお、フランチャイズ本部におけるマニュアルについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

フランチャイズ展開に必要なマニュアルのつくり方と管理のポイントを完全公開!

③開業準備サポート

加盟者がスムーズに事業を開始できるようにするためには、フランチャイズ本部は様々なサポートを行わなければなりません。その開業準備サポートの内容を明確化します。

例えば、素人であっても短期間で必要な知識や技術を習得できる教育研修システムを整えたり、出店立地の探索・選定を手伝ったり、店舗の設計や施工をコーディネートしたり、開業日前後に現地で実地指導をしたり、といったように、本部がサポートしなければならない範囲は多岐にわたるはずです。

フランチャイズ契約を締結してから、実際に開業に至るまでの一連の流れを想定し、本部がサポートしなければならない内容を整理したうえで、どのようなサポートをしていくのか、1つ1つ明らかにしていきます。

なお、フランチャイズ本部が加盟者に実施すべき開業サポートにについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください

フランチャイズ本部が加盟者に実施すべき開業サポートの内容とは?

④開業後の継続的なサポート

フランチャイズ本部によるサポートは、加盟者の開業までではありません。
開業後にも、加盟者が一定程度の成功を遂げることができるよう、継続的にサポートを行っていく必要があります。

代表的なサポート内容は、スーパーバイザー(SV)による経営・運営サポートです。
具体的には、フランチャイズ本部の事業や現場オペレーションに精通した本部スタッフ=SVが定期的に加盟店を訪問したり、加盟店オーナーや店舗施金車と面談を行い、加盟店の経営状況や店舗運営状況に応じて適切なサポートを行います。

その他にも、必要な知識やスキルを身に着けるための研修会の開催、最新の情報を共有する店長会議の開催などが考えられます。

フランチャイズ本部と加盟者が中長期的に信頼関係を維持していくためには、開業後も加盟店の経営に寄り添い、可能なサポートを行っていくことが不可欠です。
多少手間やコストがかかろうとも、フランチャイズ展開をする以上、継続的なサポートにはこだわりをもって行うべきでしょう。

なお、SVの教育方法やSV制度の運用のポイントについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

フランチャイズ展開成功に直結するスーパーバイザーの教育方法とSV制度運用のポイント

⑤商材提供

フランチャイズ本部の中には、

  • 商品・サービス品質を保つため
  • 大量購入することで仕入れ単価を低減するため

などといったことを目的に、加盟店で提供する商材や原材料等を、本部もしくは本部の指定する業者経由で販売・提供することがあります。

本部から商材や原材料等を販売する場合、本部はロイヤリティに継ぐ収益の柱を得ることができます。
チェーンにとって核となり、かつ他では代替できない商材や原材料等(例えば、ラーメンチェーンでいう自社製造の麺やスープ)がある場合は、本部からの購入を義務付けておくとよいでしょう。

なお、フランチャイズ本部から加盟者に対して商材供給する際の注意点等について詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

加盟者にフランチャイズ本部からの商材購入を義務付けるのはあり?注意すべき点は?

⑥情報システム

チェーンを効果的かつ効率的に運営していくためには、様々な情報システムが必要となることがあります。
例えば、販売管理システム、顧客管理システム、受発注システム、労務管理システム、会計管理システム等が上げられます。

現在使用している情報システムはもちろんですが、自社のビジネスモデルを改めて見直し、将来的に必要となりそうな情報システムを特定して、本格的にフランチャイズ展開をはじめる前に準備をするとよいでしょう。

なお、一から自社独自の情報システム開発をすると多大なコストがかかります。
既存のITサービスやパッケージソフトを上手く活用し、それに業務手順を合わせていくことが情報投資効率を高めるポイントとなります。

まとめ

以上、フランチャイズ本部が加盟者に提供するフランチャイズパッケージの考え方をご紹介しました。

フランチャイズパッケージの内容や品質は、そのまま加盟者の成功確率に直結します。

しっかりとしたフランチャイズパッケージを構築するには手間とコストがかかりますが、妥協することなく「加盟者が成功するために本部がサポートすべきことは何か?」という視点から作りこむことが大切です。

なお、フランチャイズ本部の立ち上げ方について詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

事業をフランチャイズ化する極意。FC展開の5つの手順と成功する3つのポイント

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