外食事業を展開するダイニングイノベーションが手掛ける1人焼肉専門店「焼肉ライク」が、初のドライブスルーを導入することを発表しました。
焼肉ライクは郊外モデル「相模原若松店」にて初のドライブスルーを8月27日(木)から導入します。ドライブスルー導入を記念して、初日は「網焼き牛カルビ弁当」肉並 通常価格 600円(税込)を290円(税込)で提供、28日(金)〜30日(日)の3日間は、お弁当全種類1個につき100円引きで販売いたします。
出典: 8月27日(木)焼肉ライク初のドライブスルーを相模原若松店で導入開始 2020/08/26 株式会社焼肉ライク ホームページ
新型コロナウイルス感染症拡大が外食企業に大きな影響を与える中、外食企業が生き残りをかけて、新しい取り組みに次々と着手しはじめています。
これまでのドライブスルーといえば、ハンバーガーを代表とするファストフードの印象が強いですが、これからの郊外外食店舗では、ドライブスルー方式の導入が標準になるかもしれません。
今後の動向が注目されます。
また、「焼肉ライク」といえば、焼肉業態では珍しい“お一人様向けの専門業態“であることも注目されます。
新型コロナウイルス感染症が拡大する中では、居酒屋のように“複数人が接触することを前提とする業態”が特に大きな打撃を受けています。
その点、焼肉ライクのようにお一人様用途に特化している業態は、感染リスクが低く、「外食したいけれども感染リスクが怖い」といった顧客を獲得し、新型コロナウイルス感染症問題の影響を軽微に抑制できている印象です。
これは、コロナ下の外食業界において、数少ないビジネスチャンスといえるでしょう。
これまでのお一人様向け専門業態といえば、ラーメン店や蕎麦屋など、決まった業態が中心でした。
これまでにないお一人様業態を展開している、またはアイディアを有している企業にとっては、今後多店舗展開、フランチャイズ展開を進めていくチャンスになるかもしれません。
なお、フランチャイズ本部つくりや成功のポイントについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。