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加盟店の信用力をも高めるフランチャイズ本部とは

フランチャイズシステムは、社会的に重要な役割を果たしています。
その一つが加盟店の社会的地位の向上です。

フランチャイズ加盟者は、個人であれば脱サラした独立事業者が多く、法人加盟者も既存事業の停滞や撤退を経験した加盟者が多く存在しています。
このような人たちが経済活動からドロップアウトせずに、再浮上するきっかけやチャンスを掴む上で重要な役割を果たしているといえます。

今回は加盟者の信用力を後押しするフランチャイズ本部の役割について触れていきます。

信用力の積み上げが必要な時代

個人事業、フリーランスなど、独立する労働者は増えてきます。
特に日本の企業は生産性が低いとされ、AIに置き換えられたビジネスモデルにより過剰人員が増え、大企業も多くの人員を抱える余裕がありません。

世間を騒がしているDX(デジタルトランスフォーメーション)も、現在の個人の体験や行動様式を、デジタル技術によって変革していくものです。
そのため事業を運用する社員も、サービスを受けるユーザーも、全てが「個人の信用力」をベースに仕組みが構築されようとしています。

「信用スコア」の運用は、中国で盛んに行われていますが、日本にも昔から存在する概念です。
住宅ローンが組める人と組めない人、クレジットカードが発行される人と発行されない人、既に我々も「信用スコア」の社会を体験しています。
そしてこれからの社会は、これがもっとあからさまに、顕在化してきます。

このような社会状況の中、フランチャイズ本部は加盟店も含めたビジネスモデルを構築する存在です。
本部と加盟者が適切な距離を保ちながらアライアンスを確立した組織です。

言い換えれば、この組織(集合体)に信用力があれば、そこに参加する加盟者の信用力(社会的地位)も向上するという意味になります。
つまりこの加盟者の社会的地位向上を実現できるフランチャイズ本部であれば、自然と加盟者が集まる環境が整うのではないでしょうか。

加盟候補者の置かれている立場

実際に加盟候補者は、社会的信用力が不安定なケースが見受けられます。
・会社を辞めて安定収入がない
・参入障壁の低い業界に入らざるを得ない
・資金力がない、貯蓄が少ない
・自営業者である故に得られる社会保障が少ない
・結果として住宅ローンが組めない

加盟候補者はこれらのハンデを克服したいからこそ、力のあるフランチャイズ本部を探しています。
ここを後押しできるフランチャイズ本部は、選ばれる本部になり得ます。

例えば、実績のある本部が収支シミュレーションを示した場合、加盟候補者は本部の信用によって、金融機関からの融資を受けやすくなったりします。
実際にコンビニ業界の加盟者は、コンビニ事業の安定収入や信用力により、新規出店に必要な融資や住宅ローン審査も比較的通る環境にあるのです。

信用力を獲得する責任は加盟者自身にありますが、それを後押しする環境を整備できたフランチャイズ本部は自然と人が集まってくると思われます。

店舗ビジネスの社会的地位向上

「信用力」はビジネスモデルそのものについても言えます。
特に小売・飲食・サービス業は労働集約型ビジネスと言われ、これが一つの人材不足の原因です。

人材不足が常態化している業種・業態はビジネスモデルの見直しが必要で、DXが最も必要な業種・業態かもしれません。
生産労働人口が年々下がっているため、ビジネスの仕組みから変えなければ、人材不足はいつまでも解消されないでしょう。

まずは労働集約型だから諦めることなく、「デジタル化できる仕事とできない仕事・しない仕事」を切り分け、デジタル化できる仕事は、より人の手を使わずに運営できる仕組みを作り、「デジタル化できない、しない仕事」は、差別化の源泉としてこれまで以上に磨きあげます。
このような取り組みによって、職場に「働きたい動機付け」を作っていきます。

もう一つの要素として「適正価格」が挙げられます。
飲食業の「安い・早い・旨い」や、サービス業の「安い・丁寧」は、これまで日本の店舗ビジネスの特徴であり、強みでしたが、価格に対する過剰な付加価値の提供は、行き過ぎると自身の首を絞めることになります。

2%成長の政策は国だけではなく企業自身も考えなければならない政策ではないでしょうか。
資源価格・部品等の調達価格の値上がりが世界的に発生しています。

メーカーの出荷価格も引き上げられ始めました。
環境につられて小売価格を上げざるを得ないのではなく、「適正価格」を意識した商売をしたいものです。

つまりこれからの店舗ビジネスでは、「働きたい動機づけ」と「適正価格」が信用力を高め、店舗スタッフも加盟候補者も集まる組織になっていくように思えます。

まとめ

加盟店を募集する場合、「信用力」を切り口に施策を考えるのも一つの手立てだと思います。
加盟者の「信用力」向上に役立つからこそフランチャイズ本部の価値が発揮されます。

一人の加盟者の成功事例を積み重ねていくことが、次の加盟者を生み出すと言えるでしょう。
つまり本部の信用力があがれば、自然に加盟者が集まってくるのではないでしょうか。

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