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フランチャイズシステムの多様化が進む。これからのFCのあり方とは

近年、フランチャイズシステムのあり方が多様化しています。
高齢者の生活支援を通じた社会課題の解決を目指す合同会社iki-ikiは、地元住民同士の助け合いサービス「iki-ikiサービス」のフランチャイズ展開を加速させていくことを発表しました。

「みんなでやるから、行き届く」をキャッチフレーズに、高齢者の生活支援を通じた社会課題の解決を目指す合同会社iki-iki(本社:神奈川県横浜市、代表:大場裕子 以下iki-iki)は、サービス提供ノウハウに関するフランチャイズ(以下FC)契約を、横須賀市を中心に薬局等の事業を行う株式会社バンブー(本社:神奈川県横須賀市、代表:竹中孝行 以下バンブー)と締結しました。

中略

【iki-iki-サービスの主旨・意義】
「みんなで支えるシニアサポートサービスiki-iki」は、『支えを必要とする人』を『支えられる人』が遍くサポートできるサービス(仕組み)です。高齢者の簡単なサポートの要望に対し、時間やスケジュールに余裕がある・融通が利く地元在住のソーシャルメイト(地域貢献意識をお持ちの主婦・主夫・学生・アクティブシニア等)がお手伝いに伺う『地元住民同士の助け合い』サービスです。お申し込みの都度、提供エリアのソーシャルメイトに案件情報を提供し、サポート可能な方とのマッチングを行い、サポートを依頼します。地元地域の高齢化を地元リソースで解決できる仕組みのため、iki-ikiサービスを全国各地域へFC展開することによる超高齢社会を支える基盤の構築を目的としています。

【フランチャイズ運営の意義・効果】
地元地域を中心に展開される事業者はiki-ikiサービスをFC運営することで、以下のメリットを享受できます。
①自社事業ではアプローチが難しい新規見込顧客の開拓・マーケティング
②同業他社との大幅な差別化が図れ、地元住民に信用・共感・安心感が醸成されることによる顧客からの依頼・選定・契約獲得の増加
③直接的で明確な企業の社会的責任(CSR)を果たす社会貢献サービスの提供による企業価値の向上

出典
2021年6月9日 10時14分 PRTIMES
地域の高齢化を地元の人的資源で解決するソーシャルサービスiki-ikiが、横須賀市の薬局運営事業者とフランチャイズ契約を締結。「高齢者×薬局モデル」として全国の薬局運営事業者への認知・導入拡大を目指す

本フランチャイズシステムの着目すべき点は、フランチャイズ加盟の一番の目的が、フランチャイズ事業で利益を得ることに置かれていない点です。
具体的には、iki-ikiサービスをFC運営することによって、加盟店と地元住民との間に信頼関係構築し、加盟店が経営する本業にプラスの効果を生み出すことを目的としているのです。

例えば、今回加盟する企業は薬局を4店経営しているようですが、iki-ikiサービスの導入によって地元住民に信用・信頼・共感・安心感等を生み出し、「地域で1番のかかりつけ薬局」となることを目指しています。

同社の発表にある通り、サービスの相性が非常に良いように感じます。
また、薬局に限らず、地域に根付いたビジネスであれば、多くの場合、プラスの効果があるのではないでしょうか。

従来のフランチャイズの常識では、「フランチャイズ展開する事業が十分な利益が出ていること」がフランチャイズ化の前提条件と考えられていました。
しかし、加盟希望者のニーズが多様化する今、そのような考え方は時代遅れになりつつあるといえるでしょう。

これからフランチャイズ展開で成功を目指すのであれば、過去の常識に捉われず、多様化する加盟希望者のニーズに合わせてフランチャイズシステムを最適化していく意識が求められるのではないでしょうか。

なお、フランチャイズ本部の立ち上げ方や成功のポイントについてついて詳しく知りたいかたはこちらのコラムをご覧ください。

フランチャイズ本部構築の極意。5つの手順と成功する3つのポイント

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